LATAについて

LATA(Local Access and Transport Area)は基本的にはAT&Tを分割したときの各地域会社の営業地域でその境界を超えた通信事業はIXCの事業となる。LATAは行政区画とは一致していない。Regional Codeで区別できる。

米国の1996年電気通信法の影響まとめ

FCCは1996年電気通信法によりIXC(IntereXchange Carrier)/ILEC(Incumbent Local eXchange Carrier)/CLEC(Competitive Local eXchange Carrier)/MSO(Multi Service Operator)の相互参入を可能にして競争を促進した。その結果、LECとMSOの間で地域内通信、MPVD…

emacsのnative compilation機能

emacs28にNative Compilation機能が統合されたことが一時話題になっていて気になっていたので試してみた。世間的には周回遅れといったところ。環境はWindows11 + WSL2(Ubuntu 20.04LTS)。やったことは以下の通り。 WSL2のUbuntuの立上げ PowerShellでWSLを…

UQコミュニケーションズ株式会社について調査

UQコミュニケーションズ株式会社は非上場会社でアニュアルレポートが発行されていない。KDDIが株式の約33%を保有しており連結子会社としている。完全子会社ではなく約33%となっているのは総務省がUQコミュニケーションズ株式会社へ周波数割をした時の開設指…

The Restoration of Early UNIX Artifacts

いまさらながらUSENIX2009で発表された論文The Restoration of Early UNIX Artifactsを読んだ。最初に論文と発表資料を読んでから講演映像を観た。発表資料は映像ではよく見えないので予め発表資料を入手して読んでおいておいた方が良い。ちなみに講演映像で…

The Hummingbird Project感想

高頻度取引のためにKansasとNew Jerseyを最短距離で結ぶ通信回線を構築の計画と構築を描いた映画。以前から話に聞いていて興味があったものの近所では上映されなかったのでamazon primeで観た。Startup企業の熱意と既存企業の資本に物を言わせた対抗策とその…

UNIX version6のKernel Source Codeを気軽に読めるようにした

UNIX version6のKernel Source CodeはMinnie's Home Pageにある以下のarchiveを展開した/usr/sysの下にある。 https://minnie.tuhs.org/Archive/Distributions/Research/Dennis_v6/v6root.tar.gz これについては一見ありふれた情報であるように見えるのだけ…

MINIXの30年の歴史から学んだこと (原題: Lessons learned from 30 years of Minix)感想

島慶一さんが翻訳したAndrew S.Tanenbaum教授の「MINIXの30年の歴史から学んだこと (原題: Lessons learned from 30 years of Minix)」を読んだ。これにはMINIXの開発の歴史やTanenbaum教授の思入れが語られていてたいへん感銘を受けた。ざっくりとまとめて…

Bathtub Curveについて

Bathtub Curveについての一番わかりやすい説明をしていたのはこの資料だった。3頁目と4頁目でいままでばらばらだった知識が繋がった気がする。 http://www.ieee802.org/3/hssg/public/jan07/winzer_01_0107.pdf

FITについて

最近, 故障率の単位FIT(Failure In Time)が通信機器の信頼度の計算方法を規定した規格Telcordia SR-332で規定されていることを知って胸のつかえが取れた。FITは稼働時間あたりの平均故障回数を示しているのだが, いままでというmagic numberが含まれているこ…

Jargon File

たけおかさんのLispマシン・シミュレータの紹介という発表資料を読んでいたらJargon Fileの書籍版The New Hacker's Dictionaryが紹介されていた。念のため一言添えておくとJargon Fileがまとめられた当時はHackerという言葉に悪い意味は含まれていなかった。…

ブログに回帰

しばらく離れていたブログをまた始めてみる。